ヒトTokiのインターン

インターン二日目

 どうもこんばんは、Tokiです。インターン二日目の夜を過ごしております。

 

 

今日は、朝6時半の起きてから朝食を食べて、その後すぐにダイビング2回しました。その後昼ごはんを挟んで、3回目のダイビングとレクチャーを2回受けて今に至ります

 

以前まで(と言っても2年ほど前ですが)は、ダイビングを1日に3回するとそれだけでもう体がバテてしまっているのに、今日はダイビングを3回した後もレクチャーを受けた後も、そんなことありませんでした。何故なんだろうか、やっぱり気の持ちようなんですかね...?

 

 

2年も前だとダイビングのやり方忘れているんじゃないかって思ったんですけど、そんなことなくて色んなことが僕の中で蘇ってきました。

 

中性浮力の感覚だとか、呼吸の仕方だとか、ダイビングで死にかけた感覚とか。

 

 

そして何より、海という僕らがあまり関わらない世界の感覚が改めて感じることができたのが嬉しかったです。今日のダイビングは、暇な時間が割と多かったので、一人で海について色々考えていたんですよ。ということで、今回はダイビングを通じて感じる海の世界について語って終わろうかなと思います。(インターンどこいった???)

 

 

「未知なる世界」

 

歩くことができるということ、これがどれだけ素晴らしいことか。それは歩けなくなった人間にしかわからない。何もない自身の日常に何かが起こらない限り、人は自身がどれだけ素晴らしいことをしているのか、或いはどれだけ酷いことをしているのかわかることはないんだ。またその「何か」が起こるとき、僕らの中に眠っていた感覚が引き起こされる時もある。

 

今日の僕は、何かが引き起こされたようなんだ、ダイビングを通じて。眠っていた未知に触れる感覚が。抑えようとしていた死に向かう感覚が。

 

 

4年前、初めてダイビングをした時、偶然僕の目の前を通ったウミヘビを見て、震えてしまった。決して怖かったからではない、ここが海の世界、つまりそれは僕らが知らない世界であることに気付いてしまったから。あれっきり、僕の中でダイビングは、泳ぎや呼吸に関して少し辛い思いをする修行という感覚と海の生き物を間近でみることができる娯楽の感覚を行き交う、複雑なアクティビティになっていた。だけれども、今日、僕の中でダイビングは今まで以上に少し価値のあるものになった気がした。

 

僕には少し重いタンクを背負い、塩味のレギュレーターを噛み締め、僕はボートから海に飛び込んだ。海中に潜ると、2年前を最後にした色んな僕のダイビングが蘇ってきた。呼吸の仕方、中性浮力、ダイビングへの嫌悪感、ダイビングで死にかける感覚までも。あぁ、またか。既に同じ過ちを繰り返しているような気がして、開始直後から少し嫌気がさしていた。

 

しかしすぐに違和感に気が付いた。なぜだか分からないが、潜るリズムもスムーズで、中性浮力もほとんどできていた。移動も疲れることなく、周りを見たり、何かを考えたりする余裕すらできていた。ダイビングを開始して、海に飛び込んだ時の落ち込んでいた自分が嘘のようだった。

 

そうして僕は1度目をつぶってその場で佇むことにした。僕のダイビングを変えられるような気がして。目を開けると僕は今まで何も感じなかった海に、「未知」というものを感じることができるようになっていた。あぁ、やっぱり海の世界なんだ...って。

 

海に入ると僕は、一切の食欲、性欲、睡眠欲が遮断されることをこの時初めて知った。例え目の前に高級寿司があったとしても食欲はまるで湧かないし、例え目の前にスタイル抜群の美女がいたとしても性欲が刺激されることもない。

 

僕の中にあったのは、生き残るという本能のみだった。海は僕にとってあまりにも未知な場所だったから。そんな未知な場所に今まで僕は、何一つ感じることができなかった。それもそのはず。そこには「未知」というものしかないのだから。それが感じられないなら他に何か感じられるわけがない。

 

そんな未知なる海で僕は今日、ウツボを見つけた。どうして興奮するのか、それも今日わかった気がした。海には何がいるのか分からないからだ。水族館やテレビでは、体験できない未知との遭遇、それが僕を興奮させていたみたいだ。

真水が美味しいということ、酸素が不可欠だということ、手足の自由がきくことの素晴らしさ、それらもまた全て海が教えてくれた。

 

僕がまだダイビングを続ける理由は、この「未知なる世界」の道を辿っていきたいからなんだろう。

 

 

 

今日はここまでです!作文あるあるなんですが、途中で何書いてるか分からなくなってたんですけど、とりあえずキリのいいところまで来たので終わりました。

 

明日からのインターンもまた頑張ります!!おやすみなさい!